<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 遊襄陽懷孟浩然>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 襄陽に遊びて孟浩然を懐ふ>
<BookPage: 17-18>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
楚山碧巖巖，
漢水碧湯湯。
秀氣結成象，
孟氏之文章。
今我諷遺文，
思人至其鄉。
清風無人繼，
日暮空襄陽。
南望鹿門山，
藹若有餘芳。
舊隱不知處，
雲深樹蒼蒼。
<End Poem>
<Translation>
ここでは楚の山が高くそびえ、漢水が勢いよく流れている。この山水のすぐれた気がかたまって形をなした、すなわち孟浩然の詩である。わたしは今そののこした詩を読み、なつかしくてその生まれた襄陽にきた。しかしその清らかな詩風はつぐ人もなく、日ぐれの襄陽は無人のようだ。ただ南の鹿門山を眺めると、しげみの中に今もなごりをとどめているようだ。むかしそのかくれ住んだ場所はわからず、雲がたれこめ樹がしげっているのみだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
ここでは楚の山が高くそびえ、漢水が勢いよく流れている。
この山水のすぐれた気がかたまって形をなした、すなわち孟浩然の詩である。
わたしは今そののこした詩を読み、なつかしくてその生まれた襄陽にきた。
しかしその清らかな詩風はつぐ人もなく、日ぐれの襄陽は無人のようだ。
ただ南の鹿門山を眺めると、しげみの中に今もなごりをとどめているようだ。
むかしそのかくれ住んだ場所はわからず、雲がたれこめ樹がしげっているのみだ。
<End Formatted Translation>